スピードなくても相手を置き去り!ナッシュの得意技「Hip Swivel」とは

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かつてNBAに、

スピードも、パワーも、身長もない

にもかかわらず、

得点、アシストを量産し、

MVPまで獲得したスーパープレイヤー

が存在しました。

その選手の名は、

スティーブ・ナッシュ!

画像引用元:Wikipedia

ナッシュは、

・驚異的なシュート力

・高いバスケIQ

を持ち合わせていたことはもちろん、

スピードに頼らない緩急をつけたドライブ

で、相手ディフェンスを置き去りにし、

自ら得点、味方へアシストを供給し続けました。

実は、ナッシュはドライブの際、

あるテクニックを多用していました。

ナッシュはそのあるテクニックを使うことで、

身体能力のハンディキャップをものともせず、

どんどんドライブを仕掛けていきました。

もしあなたが、

相手ディフェンスよりも、

スピードも、パワーも劣っていたとしても、

このナッシュのテクニックをマスターすることにより、

楽々とドライブすることが可能になります!

それではそのテクニックの名を発表しましょう!

そのテクニックとは、

Hip Swivel(ヒップスウィブル)

です!

・・・と、

偉そうに語ってきましたが、

Hip Swivel(ヒップスウィブル)

という言葉、恥ずかしながら、

私は初めて聞きました ^^;

久しぶりにYouTubeで

ナッシュの動画をあさっていたら、

この「Hip Swivel」という単語が、

たくさん出てきたんですね。

海外ではドライブのテクニックとして、

個別に練習することがあるようです。

(最近は日本でも?)

ということで!

今日は、スティーブ・ナッシュが得意としていた

Hip Swivel(ヒップスウィブル)について特集します。

Nash Hip Swivel

Hip = お尻
Swivel = 旋回(回転)する

横向きの状態からお尻をキュッとひねり

ゴールに正対し、そこからドライブ!

ヘジテーション(一瞬止まるように見せる)

と言えば、そうかもしれない。

一瞬の緩急で相手を置き去りにしていますね。

この動きは、アイザイア・トーマスも、

良くやってる気がする。

このHip Swivelは、

相手ディフェンスを下がらす

のに効果的で、

ディフェンスとの距離感が重要な

ピック&ロール

にも応用できます。

スティーブナッシュ〜ピックの極意〜

ナッシュ本人によるピック&ロールの直接指導。

教わっている人がうらやまし過ぎる。

以下はナッシュのアドバイス。

「まずは自分のDFを離さないとスクリーナーのDFにもプレッシャーをかけられない」

「だからまずは相手と距離を取る必要がある」

「DFにファイトオーバーされないために、DFを下げたい」

「もし君がDFよりスピードもパワーも劣っているのなら背中を相手に向けるんだ」

「だけどこのままじゃよくない」

「だからヒップスウィブルと呼ばれる技を使う」

「1on1の時と同じ状態にするためにね」

ピック&ロールは、まずDFを下げることが重要。

相手DFより自分にスピードがあれば、

それだけで振り切れるけど、

スピードで振り切れない場合、

どうするか。

背中を向けた状態で相手DFを押し込み、

スクリーンの位置よりもDFが下がったら、

Hip Swivel(ヒップスウィブル)を発動!

前を向き、ドライブが仕掛けられる状態をつくって、

そこからドライブをしかける。

ピック&ロールの指導なんだけど、

ドライブの重要性を語っているように見えます。

ピック&ロールはドライブで崩すことで初めて、

スクリーンに引っ掛けることができる。

ピック&ロールは、結局はボールマンのドライブで、

相手を崩せるかどうかが大事ってことですね。

そのためにはゴールと正対して、左右どちらにも、

ドライブできる状況を作る必要がある。

その状況にもっていくために、

Hip Swivel(ヒップスウィブル)

が有効ということ。

次の動画では、1分31秒~2分12秒のところで、

Hip Swivelを使ったピック&ロール

をたくさん見ることができます。

(↓再生すると1分31秒から始まるようにしてあります)

STEVE NASH PICK & ROLL SETUP + ANGLE HIPS

さすがは、ナッシュ。見事なピック&ロール。

サンズ時代のスタウドマイヤーとのピックは、

破壊力抜群だったなぁ。

なつかしい。

YouTubeで「Hip Swivel」と検索すると、

練習ドリルがたくさん見つかったので、

以下にピックアップします。

(自分の練習のために・・・)

#AskCoachDrew: How to do the Bradley Beal Hip Swivel

Basketball Moves: The Hip Swivel with Coach Drew Hanlen

Hip Swivel Tutorial (Isaiah Thomas Hesitation)

4 Swivel Hesi Moves — Hesitation Crossover Moves (in 2018)

Hip Swivelのポイントは、

・お尻キュッのキレ

・ゴールに正対したときの低姿勢

と私は見ました。

なんとなくHip Swivelに近い動きを

自分もやってるような気がするけど、

そこら辺をもっと意識して練習してみよう。

身長なし!

スピードなし!

パワーなし!

3拍子揃った自分にとって、

このHip Swivelは必須のテクニック!

練習します!

2018/5/18(金)のトレログ

@会社屋上

  1. ドリブル練習 Hip Swivelの練習

Hip Swivel、いざやってみたら、難しかった。。。

しばらく練習してみます。

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