1年以上前にFacebookの広告で見かけて、それからずっと気になっていた
「スポーツリズムトレーニング」。
なんでも、2015年6月に設立された一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会(略称STAR)が、リズムを通じて運動能力を高めることを目的として「スポーツリズムトレーニング」の開発・普及を行っているんだとか。
「リズムを変える。すべてが変わる。」
日本人はリズム感が悪いと言われていますが、これは遺伝的なものではありません。リズムに触れて体を動かす環境が少ないためです。
スポーツリズムトレーニングはリズム感を高めることで、運動パフォーマンスを向上させる画期的なトレーニングです。
リズム感を高めることで動きにメリハリが付き、パフォーマンスの向上のみならず、怪我の予防にもつながります。
一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会(略称STAR)は、リズムを通じて運動能力を高めることを目的とした「スポーツリズムトレーニング」の開発・普及を行うため2015年6月に設立されました。
リズム感を高めることで運動パフォーマンスが向上するとな。
これは興味津々。どんなものか体験してみたい。
リズム感の乏しい自分のためはもちろん、育成年代(幼少期~ゴールデンエイジ世代)のトレーニングとして、ぜひ知っておきたい!
しかし、スポーツリズムトレーニング協会の本部は岡山県にあるため、講習会の開催地は関西がメイン。全然近くで開催されない。。。
近くでやってくれないかなぁと、ずっとチャンスをうかがっていたところ、今回、お隣の愛知県で開催が決定!
これは行くしかない!!
ということで、
先日(10月末)、ついにスポーツリズムトレーニングの「ディフューザー(普及員)養成講習会」を受講しに行ってきました!
始発(6:31)の特急しなのに飛び乗り、いざ愛知県岡崎市へ。
始発電車に乗ったにもかかわらず、開始時間の10時に間に合わなかった(汗)
10分ほど遅刻してしまい、講師、他の受講者の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました(すみません)。
岡崎市って遠いのね・・・。
まずは座学で基礎知識を頭に詰め込みました。学んだのはこんなこと。
- 日本人はリズム感が悪いと言われるけど、それは遺伝的なものではなく、リズムに触れて体を動かす環境が少ないため
- 日本人でもトレーニングでリズム感を高めれば、運動パフォーマンスを向上させることができる
- リズム感が良いと筋肉の収縮と弛緩がスムーズに行え、動きに”緩急(メリハリ)”が生まれる
- 日本人の多くは「1・2・3・4」という4拍子のリズムしかない。でも8拍子、16拍子のリズムをもつと、2倍、4倍の細かい動きが可能となる
ブラジル人サッカー選手独特の動きは、サンバの細かいリズムに基づいているんだとか。
ラジオ体操で育った日本人の4拍子じゃ、16拍子のサンバには対抗できなくて当たり前すね。。。動きの細かさに4倍も差があったらツイテイケルワケナイヨ。
NBAにもヒップホップ好きの選手、ダンスが得意な選手が多い。
緩急のあるプレーや、見ていてリズミカルなプレーは、リズム感が影響してるんだろうなぁ。
脳へのインプットが一通り終わったところで、実技へ。
まずは手拍子で”裏拍(うらはく)”を取る練習から。
四拍子で「1と2と3と4と…」とリズムを取った時の、「と」の部分
そして、リズムに合わせてカラダを動かす実技へ。
はじめはその場で上半身と下半身を単調に動かす練習。
そこから上半身だけ裏拍を取る、下半身だけ裏拍を取るなど、上下で違うリズムの動きへ。
・・・ムズイ!!
全然うまくいかない!
カラダだけでなく、脳からも汗が出まくり。
でもここまでは、準備運動。
ここから、いよいよスポーツリズムトレーニングに発展!
以下の写真のような1本のラインを跨ぎ、リズムに合わせてトレーニングを行いました。
2時間かけ、リズムに合わせたたーくさんの動きを実践!
言葉ではなかなか伝えられないので、協会の公式サイトより動画を拝借します。
こんなようなトレーニングをやりました。
↓ ↓ ↓
STAR CM Ver1 – 多くのアスリートが取り入れているトレーニング
STAR CM Ver2 – 全てのスポーツにおいてリズムは大切である
STAR CM Ver3 – リズムを変える全てが変わる
いやぁ、疲れた。。。
基本的に”つま先ジャンプ”の動きが多く、前日の練習試合で下半身が重度の筋肉痛になっていた私は、途中からふくらはぎの筋肉がつってしまった(やせ我慢で最後までなんとか乗り切りました)。
できないことばかりで、リズムに合わせてカラダを動かすことの難しさを痛感したけど、でも、リズムに合わせてカラダを動かすってすごく楽しい!
音楽に合わせて動くだけウキウキ感があるし、始めできなかった動きができるようになる楽しさも味わえる。
夢中になって楽しみながら、筋力を鍛えられて、リズム感も鍛えられる。
スポーツリズムトレーニング体験、なかなか素晴らしかったです。
実技の後、最後に筆記試験。
と言っても、当日の講習を受けた人なら誰でもわかるような問題のみ。
私を含め、受講者全員(12人くらい)、無事合格となりました。
人間は音楽を聞くと、本能的にカラダが動き出してしまう生き物。
きつい、つらいトレーニングも、ノリノリの音楽に合わせてできれば、楽しんでこなすことができる・・・はず!
スポーツのパフォーマンスに大きく影響すると言われる「リズム感」。
今後、育成年代へのアプローチとして、スポーツリズムトレーニングを取り入れてみようと思います。
参考までに、
幼少期からスポーツリズムトレーニングをやっていると、小学校1年にして、6年生レベルの身体能力を手に入れられるようです。
↓ ↓ ↓
STAR CM Ver4 – リズムジャンプを初めよう!!
このスポーツリズムトレーニングは、プライオメトリクス系の動きが多いから、瞬発力がつくんだろうなぁ。
まぁ、個人差もあるでしょうけどね ^^;
▼スポーツリズムトレーニングを学んでから実践してみたこと