スポーツリズムトレーニングの講習会を受講して以来、バスケのプレーでもリズムを意識するようになっている私。
※スポーツリズムトレーニング講習会受講の様子は以下の記事参照
そんな私は、
最近気が付きました。
緩急をつけたドリブルができる人、
フェイクで相手を出し抜く人、
クロスオーバーがうまい人、
彼らは、
「裏拍(うらはく)」
を使っている!
四拍子で「1と2と3と4と…」とリズムを取った時の、「と」の部分
単調な4拍子の動きの中に、突然「裏拍」の動きが入ると、対峙した人間はどうしてもタイミングをずらされてしまいます。
例えば、クロスオーバー。
ドリブルで、「1と、2と」のリズムでフロントチェンジを普通に2回して、「3」のときに半拍分止まり(ヘジテーション)、直後の「と」のとき、つまり裏拍のタイミングで、沈み込んで横へ一歩踏み出す。
するとディフェンスは、突然テンポアップした動きに対応しようと、慌ててそっちにサイドステップ。
それに対してドリブラーは、「4」の瞬間に素早くクロスオーバー!
結果、ディフェンスはフェイクに引っかかり、逆をつかれてあっさり抜かれてしまう。
この裏拍の動きが、クロスオーバーでディフェンスを切り裂くメカニズム・・・の大きな要因じゃないかなと思います。
もちろん、動きのスピード、視線、横への振り幅、沈み込む深さなどなど・・・他にもたくさんの要因はあるだろうけど、私はその中でもリズムが一番重要なポイントの気がするんですね。
緩急の正体は「リズムの変化」。
世のクロスオーバー使いたちが時折炸裂させるアンクルブレイクは、大きな「リズムのずれ」が発生しているんじゃないかなぁ。
クロスオーバーのとても参考になる動画
↓ ↓ ↓
Iverson Crossover Step-By-Step Tutorial [2018] Iverson Crossover SECRETS
この動画では、クロスオーバーの代名詞、アレン・アイバーソンのクロスオーバーのやり方(Iverson Crossover Step-By-Step Tutorial)と題して、細かいカラダの使い方、足の向き?逆の手の動き?を伝えてくれています(英語なので何をいっているかほとんどわかりませんが^^;)。
その中で主要なポイント、クロスオーバーの動きの流れとして次の3つが挙げられています。
- The Hesitation.
- The Drop & Dart.
- The Crossover Dribble.
この3つの動きをリズムで言い換えると、
- 半拍止まる (Hesitation)
- その裏拍でフェイク動作(Drop & Dart)
- 直後にクロスオーバー (Crossover Dribble)
となっている・・・と私は思うんですね。
賛否あるかもしれませんが、この考え方が正しいと仮定して、今後はリズムを意識したドリブルの研究、ドリブル練習をしてみようと思います。
そうだ。
こういう動きをスポーツリズムトレーニングのメニューに加えられれば、音楽に合わせて楽しくドリブル練習ができるはず!
そうすれば、
緩急をつけた動きが自然と身に付き、
クロスオーバー使いを量産できる!!
バスケに特化したスポーツリズムトレーニング!
・・・ちょっと考えてみまーす。
2018/12/19(水)のトレログ
@会社屋上
- ドリブル練習(リズムを意識!)
ヒィっ!手がまっ黒だ!!