コービー・ブライアント、引退について語る

シェアする

今季限りでの現役引退を表明したコービーが、

会見を開き、決断までの経緯や現在の心境などについて語ってくれました。

コービー・ブライアント、引退について語る

●引退を決断した時期について
ずいぶん前から、間もなくだとわかっていた。以前も言ったように、何かが変われば、僕の気持ちも変わるかもしれないと思っていた。引退とは何か、どういうことなのかを理解することが問題だった。周りが決めることではない。自分自身で決めないといけないことだ。そしてようやく、もう続けたくはないということを受け入れなければいけなくなり、そうした。それを受け入れた時点で、皆にそれを知らせる時がきたということだ。そうだろう? 僕にとっても、皆にとっても肩の荷が下りたよ。それが正しいことさ。

●今季が最後になると確信したときについて
あまり禅のような哲学的な表現はしたくないけれど、瞑想しているときに決めたんだ。これまでは常にバスケットボールについて考えていた。いつもね。でも、今はそうではない。“ときどき”になり、“いつも”ではなくなったんだ。そのときが、もう僕はバスケットボールについて絶えず悩み、考えているわけではないんだと、思った最初の兆候だった。

●シーズン終了を待たず即時引退することを考えたか
それは考えなかった。痛みの中に多くの楽しみもあるからね。おかしな風に聞こえるだろうけれど、素晴らしい日々と同様に、本当に辛かった日々にも感謝している。過程を経ることで自分自身について学ぶことができるからね。今シーズン終了までプレイすること以外に、僕がしたいことはない。難しいことを経験したり、ロードの試合に出向いたり、そしてここ(ステイプルズ・センター)での最後の試合にも出場したい。そのときを楽しみにしている。

●別れを告げることに悲しみはあるか
ない。良いことだよ。それは循環していくものなんだ。成長し、成熟していく上で、これが自然な歩みだと思う。悲しみはない。これまで、素晴らしい時間をたくさん味わった。もう相手チームのディフェンダーを抜き去ることができないことや、朝起きて痛みを感じることにも心地良さを感じる。これまでに取り組んできたことがあるからこそ、今の自分があるということを知っているからね。悲しみはない。自分が経験してきたことに本当に感謝しているんだ。

●キャリアの終盤にいることを受け入れたことについて
素晴らしかった。これからも自分を追い込んで、トライし続ける。それは変わらないよ。朝にウェイトトレーニングをして、1日に3度ストレッチをする。今夜も家に帰ったらストレッチするし、氷風呂にも入る。明日の朝も、移動前にウェイトトレーニングをする。止めないよ。追い込んで、追い込んで、追い込んで、どうにかできるかやってみる。それが僕という人間なんだ。降伏はしない。受け入れて、理解して、どうすれば良いかを試してみる。僕はベストを尽くし、これからも前進し続けるよ。

●1年後の人生について
わからない。情熱を持っていることはいくつかあるので、バスケットボールに注いだ努力と、学んだ経験を生かして、バスケットボールと同じくらいの情熱を持ってやってみるつもりさ。

●マイケル・ジョーダンから助言を受けたか
彼は、今年の夏に初めて(引退を)報告した人の1人だ。僕たちは頻繁に連絡を取り合っていて、彼には『今年で終わりにする。あなたは、どうやって最後を決めたの?』と聞いた。(引退について)笑い話をしたよ。彼が教えてくれたことの中で重要だったのは、何があっても楽しむということだった。誰にも邪魔させず、とにかく楽しむように言われた。良いことであっても、悪いことであっても、楽しむように言われた。

●肉体の衰えを受け入れたことについて
おかしな話さ。僕は、物事と一緒に進んでいかないといけないことを学んだ。抗うことはできない。自分自身で判断、評価しないといけないんだ。僕は自己判断に厳しい人間だから、良い状態になることをすべてやらないと気が済まない。成長を求めながら、起こることに身を任せる。その点は問題ない。自分自身を見つめることはできる。子供の頃から一所懸命に努力して、努力して、努力し続けた。だからこそ自分に自信があるんだ。あらゆる手段を講じたよ。

引用元 : NBA Japan

今の自分にとって、

共感すること、憧れること、目標としたいこと

の詰まった内容でした。

コービー、

今シーズンが終わるまでどうかケガなくバスケをやり切って欲しい!

Kobe Bryant’s Best NBA Moments in D.C.

2015/12/2(水)のトレログ

@会社屋上

  1. ドリブル練習 がっつり
  2. バーピースクワット 10-10

20151202

今日は暖かくて良かった♪

スポンサーリンク