ウエストファイナル第4戦、
まずウォーリアーズが12-0とリード、
しかし、ロケッツが逆転して逆に10点リード、
それをウォーリアーズが逆転して10点リード、
それを終盤ロケッツが逆転して5点リード、
最後にウォーリアーズが迫るが・・・
という、ものすごい試合だった。。。
こんなリードチェンジが目まぐるしい、
大波がぶつかり合うような死闘!
こんなのなかなかお目にかかれない。
そして、
この死闘を制したのはロケッツ!
ロケッツ 95 – 92 ウォーリアーズ
どっちも一度リズムをつかむと、ものすごい勢いが出る。
10点リードなんてリードのうちに入らない。
ほんとに両方ともすごいチームです。
[Best Plays From Down The Stretch: Rockets vs Warriors]
[Top 5 Plays of the Night | May 22, 2018]
ウォーリアーズはイグダラが膝のケガ?
変わりにルーニーがスタート。
今日はデスラインナップは不可能。
どうなるかなぁと心配していたけど、
ウォーリアーズは第3戦の勢いそのままに、
スタートダッシュに成功!
トンプソン、カリー、ルーニー、グリーン、デュラントと、
全員得点で、12-0とウォーリアーズがリード。
ロケッツはピック&ロールからインサイドを攻めるも、
ウォーリアーズのディフェンスローテーションが早く、
全然得点できない!
まさかの開始5分間ノーゴールで、ロケッツはタイムアウト。
その後、途中出場のエリック・ゴードンがハッスル!
ゴードンのがんばりで1桁点差でついていく。
均衡した展開が続く中、2PD終盤、
ハーデン、クリス・ポールの3Pが当たりだし、
一気に追いついて逆転!
ウォーリアーズは連続ターンオーバーから速攻を許し、
さらにクリスポールに3Pを決められ、逆にロケッツが10点リード!
カリーが3ファウルでベンチに下がっていたわずか3分間くらいで、
で一気にゲームをひっくり返してしまった・・・。
第2PDは、ロケッツ 34-18 ウォーリアーズ。
ロケッツの34点のうち、ハーデンとポールだけで29得点。
ロケッツの爆発力、凄まじい。
ところが、第3PD中盤、
今度はカリーの3P炸裂!!
遠目から一発、続けてカペラを振り切って一発!
ウォーリアーズが63-62と逆転!
さらに!
グリーンがノーマークで3Pを打つと見せかけて、
コーナーに回ってきたカリーへパス!
このウォーリアーズ得意のカタチから、
カリーの3Pがもう一発決まる!
カリーの3連発3P炸裂!!!
勢いに乗ったウォーリアーズは、
トンプソン、デュラント、カリーと
連続得点!!
80-70と今度はウォーリアーズが10点リードして最終PDへ。
しかし、
そのままでは終わらなかったロケッツ。
クリスポールが1on1で切り崩し、得点、アシスト。
アリーザがリバウンド、ルーズボールに奮闘。
徐々に点差を縮め、残り5分でロケッツが逆転に成功!
ここからは息の詰まる攻防!
ハーデンの1on1などでロケッツが5点リードまでいくも、
カリーがバスカンを決め、2点差!
ここで、
ゴードンが3Pを決め、再び5点差、残り2分!
デュラントがフリースローを2本決め、3点差、残り1分半!
グリーンがフリースローを1本決めて、2点差、残り30秒!
ハーデンのステップバック3Pが外れて、
リバウンドを取ったグリーンはデュラントへパス。
2点差、残り12秒!
デュラントが持ち込み、コーナーのトンプソンにパス。
トンプソンの3Pか、と思ったら、
アリーザにクローズアウトされて打てず!
ドリブルで詰めて無理な体制で、
フェイダウェイジャンパー!
しかし、
このシュートは決まらず、
タイムアップ!!
と思ったら、
残り0.5秒でファウルがあった模様。
クリス・ポールのフリースロー。
2本とも決めれば、4点差で勝負が決まる場面、
しかし、これの1本目を外し、2本目がイン。
0.5秒だから、2本目はわざと外せばと思ったけど・・・
2点差だと逆転される可能性があるから?
3点差なら最悪決められても延長だから?
特にロケッツがそのことを迷うそぶりもなく、
ポールは普通に2本目を決めました。
3点差となり、ウォーリアーズタイムアウト。
見事なセットプレーからカリーがマークを外し、
ブザーとほぼ同時に3Pを放つ!!
しかし、
これが決まらず、万事休す。
ロケッツが大接戦をものにしました。
お互い激しいディフェンスで持ち味をつぶし合う中、
スーパースター、サポート選手が大活躍!
こんな試合、なかなか見られません。
いやぁ、ほんとにすごい試合だった。
これでウエストファイナルも、
戦績は2勝2敗のイーブン。
こちらも次戦がシリーズの分かれ目になりそうです。